CATEGORIES
RECOMMEND
仏像 (山溪カラー名鑑)
仏像 (山溪カラー名鑑) (JUGEMレビュー »)
小川 光三
ちょっと値が張るが、めちゃくちゃ充実の仏フォト。全国家庭に一冊。
RECOMMEND
美術ガイド 新 全国寺社・仏像ガイド (美術ガイド)
美術ガイド 新 全国寺社・仏像ガイド (美術ガイド) (JUGEMレビュー »)

その名のとおり全国のローカルな仏まで抑えています。死ぬまでに制覇できるか?
RECOMMEND
仏像の見方ハンドブック
仏像の見方ハンドブック (JUGEMレビュー »)
石井 亜矢子
僕が見仏に目覚めた1冊。いまはトイレに置いて毎日パラパラと。
RECOMMEND
BRUTUS (ブルータス) 2009年 4/15号 [雑誌]
BRUTUS (ブルータス) 2009年 4/15号 [雑誌] (JUGEMレビュー »)

仏像の魅力をわかりやすく、カッチョよく、ライトに紹介。仏像カードもタマンナイ!?
RECOMMEND
見仏記
見仏記 (JUGEMレビュー »)
いとう せいこう,みうら じゅん
あー、彼らのように楽しく見仏したいね。いつまでも。
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
| main | 東大寺のみやげ店にて >>
7/7(土)東大寺 南大門>大仏殿>三月堂>二月堂>戒壇院>国立博物館
嫁さんにお暇を頂戴しての見仏ツアー

はじめのうちは、嫁さんも”またなんかアンタの一時なブームなんじゃないの?”てな感じだったのですが、あんまり私が仏像本ばかり真剣に眺めているので気持ち悪がって、挙句の果てには”はやく仏像見て満足してきな!”ってあきらめてました。

仏像の魅力を知ったのが年末、それから今日まで半年強、やっと実現することができた。
取得した夏休みは10日間。

いざ休みの日程が決まると、そこからのプラン作りがたまりません。
どのルートをとって、どこの仏を拝観し、どこに泊まり、何を食い、何を買うか。
一人旅なんて大学生以来10年ぶり。

もちろん贅沢はできません。
ケチるところはケチります。
夜は古都のキャバクラ行って、思う存分。フフフ・・・・なんて考えてもイケマセン;

そうです私は見仏の旅に行くのです!

さて、キツさは予測しつつも往路は深夜バスを選択。
キラキラ号という深夜バス、片道6000円。新幹線の半額!
前夜、JR東京駅八重洲口出発が24時。
京都駅南口に朝6時に着きました。

きらきら号

途中休憩があるにせよ、狭い車内に6時間、しらない人が隣同士座るのだから、やっぱツライです。体痛いです。次回もしバスに乗ることがあれば首枕は必携だな。

さて京都駅からJRで奈良に向かいます。
近鉄のほうが特急もあり本数が多いのだけど、ここはローカル線のJRをチョイス。特急でババッと行っても味気ないでしょ。
ロード トゥ ブツなのである。

奈良線は京都駅の南端、10番線ホームにある。
北側が大きな駅ビルがそびえるので、10番線はまさに古都への道、ロードトゥナラなのである。
奈良行き待つこと30分。そして到着まで約1時間。車内は地元の女子中学生がたくさん。

奈良線到着

JR奈良駅に着きました。
あれれ、こんなさびれてる駅前。

JR奈良駅
:寂れすぎ。2010年に向けて改装中らしい。

小さい時にじいちゃんに連れてこられたときの記憶と違う。いやそれは近鉄奈良駅だと気づく。

まあとにかく夢に見た奈良の地に到着。
急激にお腹が減り、駅前のなか卯で補給。
シャッターのまだ開けきらない三条通りを奈良公園に向かってあるく。

三条通りまだ開いてない。平日だし

公園入り口付近で坂の勾配がきつくなり、横を見ると興福寺の左手に五重塔、右手に猿沢池。
あー古都に来ましたよ〜。
はやくも感激モード全開であるが、興福寺はスルー。

そう、いとうせいこうさんも書いていたけど、見仏は東大寺、奈良の大仏に始まり、奈良の大仏に終わるのです。僕もこれに激しく同意。

小学校上がる前、じいちゃんに何度かつれて来てもらった大仏さま。まずはここの大仏さまにご挨拶をしなければならない。

ちなみに”大仏”ってちゃんと定義があって、4.8mより大きい仏を指すらしい。
4.8mはお釈迦様の身長(え?)で、これより大きいのが大仏。4.8m(座ったスタイルだと2.4m)は昔のスケールで一丈六尺。またこのサイズの仏を丈六さんっていうんだって。こんなふうに仏にはいろいろと昔からキマリがある。

敷地内の森を500mほど進み、北に折れると東大寺メインゲートの南大門です。

鹿ちゃん
:鹿の朝は早い

南大門のデッカイ仁王さんがずっと見たかった。

仁王さんって守衛さんとしてどこの寺にもいるけど、大抵は上半身裸でキン肉むきむきでプロレスラータイプ。北斗の拳のライガとフーガです。守衛さんであると同時に受付嬢っていうか、その寺の顔でもあり、私はどこのお寺にいっても仁王さんが気になります。
仁王さんは金剛力士と呼ばれ、仏法を守るメンバーです。1人の場合、執金剛神と呼ばれます。・・まあいいや。

でもなんつったって、ここの仁王さんはガツンと7mくらいあります。
しかもあの有名な運慶と快慶、そのお弟子さんたちが作ったすばらしい造形をしています。しかも69日間で作りました。さらに配置が通常の左右逆です。血管もバリバリです。乳首もすごい。
うひょーカッチョイー!ついでに南大門もカッコイー!
ここで1時間くらい足止めしてしまった。
徐々に近所の幼稚園児が攻めてきたので退去。

仁王と鹿ちゃん

吽形の足
:この躍動する足先を見よ

拝観料を払って大仏殿へ進む。
いよいよ大仏さまとご対面。

大仏様は毘盧遮那(びるしゃな・ヴァイローチャナ)仏といって、太陽みたいな仏さま。
脇待の虚空蔵菩薩と勢至菩薩もキンピカでカッチョイー。

でも小さい時に見た記憶よりもちょっと小さいな。
脇待はぜんぜん記憶にないが、虚空蔵菩薩は僕ら寅年生まれの守り本尊。空がない、みんな幸せって意味ね。
キンピカなのは江戸時代に作られたから。こちらもデカくてかっこいい。

大仏殿
:みごとな大仏殿。世界最大の木造建築物。むかしはもっとでかかったんだって。

穴くぐり
:柱にある穴。大仏の鼻の穴と同じ大きさだとか。柱の向きを調節する際に木を通すとか。園児が永遠とくぐっています。先生大変。

こわー
:大仏殿外にあるある高僧の像。すげ怖い。しかも赤ちゃん頭巾。

こまごまとしたみやげを買い、大仏殿を出て、次は若草山へ向かって奥へと進む。

楽しみだった三月堂(法華堂)の不空羂索観音菩薩チーム。
大仏は一般的にどっぷりとした仏で如来(悟りを開いた人、もしくは神的な存在そのもの)であるのに対し、菩薩は修行中で如来を目指している方々なのであります。つまりより人間っぽい外見で親近感があると同時に、バリエーションがって、ストーリーがあります。

ここの不空羂索観音は3mくらいあって、とっても威厳があります。
手は6本、中央の合掌している手の間に水晶を挟んでます。
ここから我々ピープルに眩い慈悲の光ビームを出すのです。
お堂内には不空羂索観音を中心に16体もの仏がギュッと詰め込まれ静かにみんな立ってます。
このうち12体が国宝というから、すごい。

僕はここの弁財天の手がやばいと思います。8本の腕が南都水鳥拳のようにシュシュシューと動いて(無論僕の頭の中で)、それはむちゃくちゃエロチックなのです。仏の魅力にエロス要素が大きいことは誰もが認めるところでしょう。

実物は奥に配置されているのでよくわからないですので、気になる方はこちらの本がお勧めです。→仏像 (山溪カラー名鑑)
また執金剛神像は秘仏で毎年12/16しか会えません。

隣の二月堂は眺めがサイコー。
奈良の町が一望できます。
たくさんのおじさんおばさんが絵を描いています。

二月堂

脇には昔お坊さんの食堂だった場所が、そのまま休憩所になっていてセルフサービスの無料お茶で一息入れます。
無論、飲んだら湯飲みを洗って返す。

山を下り、大仏殿の裏手を通って街へ戻る。
途中「戒壇院北門」の標識を発見。

戒壇院・・・・

そう、ここには天平時代の傑作と名高い四天王がいるのです。
東西南北を4人で守ります。特にそのうち西を守る広目天は男前で有名
あやうくスルーすることろでした。

拝観料を払い、ご対面。
四体ともとても繊細で、思ったよりちっこい。サイズは1mくらい。
広目天は僕には雨上がり決死隊の宮迫に見えて仕方ないが、そのイカツイ写実表現は、まさに傑作である。

興福寺は、仏の宝庫であるが今日はスルー。楽しみはお預け。
奈良国立博物館へ。

仏満載にあせりすぎて、子供同伴チケット(100円安くて400円)を買ってしまい、迷惑をかける。

常設展だけでもたくさんの仏があります。
もうウハウハです。
館内、回廊式にカテゴリごと13の部屋に分けられています。

博物館所有のものと奈良近辺のお寺さんから出張してきている仏
があります。
室生寺の十二神将のうち2体がありました。はげしく室生寺にも行きたくなりました。

地下には本館と新館を結ぶ通路および展示、カフェ&みやげスペースがあります。
展示物は仏そのものではなく、仏の作り方を説明したモデルや手のポーズを説明したものなどお勉強になります。

もちろんおみやげ屋もチェックして、仏スタンプとクリアファイルをゲットしました。
いつ使う機会があるのかわかりませんが(笑)

印の説明
:印のバリエーション。それぞれ意味があります。

解剖
:仏の解剖模型。内刳りして水晶の目をはめ込む。

仏像スタンプ
:仏像スタンプとクリアファイル。かわいいでしょ。

■リンク
東大寺
奈良国立博物館


Share |
| 奈良・京都を見仏する | 08:05 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
コメント
楽しく拝読しました♪とても満喫されている様子が伝わってきてこちらまで楽しい気分になれましたよ〜。若い頃は週に一度の割合で奈良に行っていましたが…自由に行ける時にもっともっと廻っておくべきだったと後悔しきり。前世に住んでいたと確信するほど奈良が大好きです☆楽しいレポートありがとうございました♪気に入ったのは「鹿おはじき」(笑)
| アニ姐 | 2007/09/05 1:13 AM |
mixiからやってきて拝見させていただきました。
楽しかったようで、なによりです☆すごく伝わってきましたよ〜♪

私も奈良国立博物館でクリアファイルと仏像ハンコ買いました。かわいい〜ですよね〜
東大寺のキーホルダー、買ってくればよかった・・・私が行ったときは中国か韓国の方々が群がっており、蹴散らせませんでした><

また行きたいですよね〜奈良。
| あいべいべー | 2007/09/05 1:34 AM |
mixiからやって参りました。
東大寺は、小学校のバス遠足以来行っていません。金剛力士像の10cmくらいの陶器フィギュアを買って帰った記憶があります。
当時は、記事の中の「ガキが延々柱の穴を潜るの図」みたいな精神年齢でしたので、大人になった今もう一度行くと全く違うんだろうなあ。
| 駅員@地獄三丁目駅 | 2007/09/05 10:22 PM |
みなさんコメントありがとうございます。

>アニ姐さん

ホント楽しかったです。30男が一人でプラプラするのもなんですが、奈良は仏がたくさんいらっしゃいますからね。寂しくはなかったです。

>あいべいべーさん

ハンコ、mixiのコミュで教えてもらったのです。気に入っていますが、使い道は・・・こんど会社の書類に押してみようかな。請求書とか。ははは。

>駅員@地獄三丁目駅さん

園児がいなければ僕もくぐりたかったです。鼻の穴。無理か・・・
| ちゃんぶー | 2007/09/06 4:41 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://kenbutu.chan.boo.jp/trackback/682352
トラックバック